伊勢崎市消防本部は26日、勤務時間外にセクハラ行為をしたとして、同本部の消防署に勤務する男性消防司令補(40)を停職1年の懲戒処分とした。階級を2階級降格させ、消防副士長とする分限処分も行った。いずれも同日付。

 同本部によると消防司令補は11月2日、県内のレジャー施設で、同僚の消防職員に対して身体に触るなどのセクハラ行為をした。当時は同僚ら計8人で飲食し、消防司令補は缶ビールや日本酒、ハイボールを飲んでいた。被害に遭った職員が上司に相談して発覚。消防司令補はセクハラ行為について認めており、同本部の聞き取りに対し「被害者に申し訳ない」と話しているという。

 1年間の停職は、同市の条例が定める処分の上限となる。同本部は「総合的に判断し、重い処分が必要だと結論付けた」としている。副消防長、消防署長、副署長、直属の上司2人の計5人を文書訓告としたほか、1月に同本部の全職員を対象としたハラスメント研修を実施する。

 丹野武志消防長は同日会見し「市民の信頼を大きく損ない、裏切るような事案が発生したことに深くおわび申し上げたい」と謝罪した。