会見する原監督(日本記者クラブのホームページから)

 上州路を駆け抜ける正月の風物詩「ニューイヤー駅伝」を巡り、箱根駅伝の強豪、青山学院大陸上部の原晋監督が19日までに、東京・日本記者クラブで会見し、「京都-大阪間など華やかなコース設定にすれば、より魅力あるコンテンツになる」と持論を展開した。1988年以降、長らく本県開催が定着する全国イベントの在り方に一石を投じた。

 原氏は日本マラソン界復活のためには実業団チームの存在理由である駅伝競技を盛り上げることが必要だと指摘。報道陣から具体的なアイデアを問われると、「駅伝というものは単なる公道を走ってタイムを競うものではなく、土地の名所旧跡を巡りながら襷(たすき)をつないでいくのが演出部分で必要だ」と語った。

 その上で、群馬県庁を発着点とするコース設定について「(群馬の)多くの協力者のもと大会が行われているということは大変ありがたいし、感謝をしているのが大前提」と前置きしつつ、「大変無礼な話かもわかりませんけれども、名所を走ることでより注目度が高まるという前提で話すなら、例えば京都-大阪間」と開催地の変更を提言。「京都御所をスタートして、大阪の御堂筋から商店街を駆け抜けて吉本新喜劇の前をゴールにするとか。極端な話をしたが、『華やか』なコース設定にすれば、より魅力のあるコンテンツになると思う」とした。