設立を喜ぶ田村代表理事(前列右から2人目)と関係者ら

 映画を起点に社会課題に向き合う取り組みを進めようと、都内の映像作家らが群馬県前橋市でNPO法人ブラックスターレーベル(田村祥宏代表理事)を設立した。非営利の映画レーベルとして、貧困や格差、移民などを題材にした映画の制作や上映、作品を活用した教育プログラムなどを展開していく。

 県庁で開いた記者会見で、田村代表理事(41)は「人同士の距離が近い前橋の街で、多くの人と一緒に解決困難な課題に立ち向かいたい」と意気込んだ。趣旨に賛同し寄付した人らのコミュニティーもつくるという。

 設立は8月。田村さんらメンバーは都内で活動しているが「社会課題の多くに地域が関わっている」として東京以外での設立を検討していた。ジンズホールディングスの田中仁CEOと出会い、紹介で前橋中心市街地を歩いて決めた。

 同レーベル第1弾となる新作映画「Dance with the Issue:電力とわたしたちのダイアローグ」が15日まで、前橋シネマハウスで上映中。10日は上映後のアフタートークに、田中CEOが登壇する予定。